作(上石神井)
最近集中的にプログラミングしているのだが,息抜きに仕事をちょっと早目に切り上げて,念のために「席とっておいて!」と電話してからここに.入口や中に張り紙がされていて,それによるとどうも「作年中無休化委員会」(笑)ができて,10月から年中無休になったらしい.おいっ,本当にそれで体は大丈夫かっ?生まれたばかりの子供といる時間が欲しくないのかっ?奥さんに怒られないのかっ?(笑)客としては嬉しいが,あまり無理はしないでほしい.
さて,中に入ると店主の橋本氏がわざわざ出てきてくれて,定番の酒メニューの中にそれ以外の日本酒のメニューが「隠してある」(笑…まあそういうわけじゃないだろうけど,言われないと気が付かない)のを教えてくれる.先日の松の屋の「ダンディ山根」の酒の会で強力八割搗を呑んだときにはすでに酔いが相当回っていて,翌日は味を覚えていなかった(爆)ので,一応聞いてみたけど,なかったのが残念.
さて,お通しの三点盛(海老,もやしとほうれん草のマリネ?,絹さやえんどうの酢味噌掛け)に,沼津赤尾の鯵刺,秋刀魚の梅紫蘇揚,カリカリじゃこ奴を頼む.鯵刺の鯵は大きく,梅紫蘇揚は秋刀魚の独特の風味を梅と紫蘇の風味がきりっと引き締めていて激ウマで,じゃこ奴は豆腐の柔らかさとじゃこのカリカリした食感の対比が良かった.
酒は,開春はレモンのような酸味が面白く,強力14BYは冷やは練れたカスタードクリームのような風味だが,温度が高くなると甘さが目立ったので,冷やか燗冷ましが良かった.旭若松は冷やではかなり熟成した味なのだが,燗ではそれがいきなり控え目になり切れが非常によい.最後は辨天娘のにごり酒で締めた.