Canon PIXUS MP500のBluetooth接続

実家用に購入したプリンタCanon MP500を最初はAirMac Express経由で接続していたのだが,どうも接続が不安定だったのと,昔から使っていた無線LANステーションと交換したために,しばらくはUSB接続にしていた.ところが,最近発売された超小型のBluetoothのUSBアダプタの情報を検索していたら,CanonのMP500でも使えるという情報を発見.
キヤノン純正品BU-20は定価が8,500円と結構高くて躊躇していたが,BIP(Basic Imaging Profile),OPP(Object Push Profile),SPP(Serial Port Profile),HCRP(Hardcopy Cable Replacement Profile)などのプロファイルに対応していれば使えるらしい.Bluetoothをサポートした携帯電話も, BIPとOPPをサポートしていれば印刷できるらしい.

Canon Bluetoothユニット BU-20

Canon Bluetoothユニット BU-20

2,000円ぐらいなら貧乏人の私でも買えると,さっそくPLANEXのBT-MicroEDRを注文してみた.なお,PLANEXではすでに新しいBT-MicroEDR2が発売されている.私がわざわざ古いBT-MicroEDRを購入したのは,私が発見したブログ記事ではそちらを使っていたことと,Amazon.co.jpで少し安かったことと,突出部分の長さが1mm短かったから.なぜBT-MicroEDRの発売直後にいきなりBT-MicroEDR2に変わってしまったのかはわからないが,BT-MicroEDRはプリンストンテクノロジーのPTM-UBT3Sと同じものに見える(ただし,BT-MicroEDRのドライバはBluesoleil,PTM-UBT3Sは東芝という違いがあるらしい).純正品のBU-20はBluetooth Ver.1.2だが,これらはBluetooth Ver2.0+EDRである.
PLANEX Bluetooth Ver2.0+EDR対応 Microサイズ USBアダプタ BT-MicroEDR

PLANEX Bluetooth Ver2.0+EDR対応 Microサイズ USBアダプタ BT-MicroEDR

プリンタ側は,単に前面のUSBポートに差し込むだけで問題なく認識された.プリンタ側の設定は,「Bluetooth設定」メニューから機種名設定,アクセス拒否設定,セキュリティ設定,パスコード変更(デフォルトは0000)ができる.他に「ワイヤレス設定」メニューからは,携帯電話から印刷した時の用紙やレイアウトの設定ができる.
Mac側では,Mac OS X 10.4でも10.5でも,Bluetooth設定アシスタントを起動して,デバイスの種類としてプリンタを選択して指示に従えば,プリンタの設定も同時にできる.私は,別途Canonのホームページから最新版のドライバをダウンロードしてインストールしておいたが,標準でもドライバが入っているので使えるようだ.安定運用できるかどうかは,もう少し様子を見る必要がある.
携帯電話からは,702NKIIからは撮影した写真ファイルを送信するだけで印刷できた.しかし,E61の標準の印刷機能は,キヤノン用のプリンタドライバがないので使えないようだ.残念.