Hanakoに掲載されることは百害あって一理なし

S藤氏が研究会聴講で出張なので,Haggy Farmでランチしていたら,今度のHanakoの吉祥寺特集で特に自然食系のお店を探しているらしく,掲載したいという電話が来たという話をされた.そこで,出版関係の仕事をしている息子に相談したところ,「お店をますます発展していきたいならともかく,そうでないなら何も良いことはない」と止められたらしい.結局,掲載された直後の一瞬の爆発的な集客能力はあるのだが,それに耐える力(設備や人員を増やすための経済力とか…)がないといけないし,特にここみたいに一人で地域住民と和気あいあいにやっていきたいという趣味的なお店の場合には,肝心の常連が離れてしまうことになるからだ.日本酒系の店でも,ちゃんと常連がついているお店はメディアへの露出を避けることが多い.なお,他の常連の人からは「雑誌に掲載されるお店で,美味しいところは10軒に1軒」と言われ納得.最近その手の雑誌を買わなくなったけど,これからますます買わなくなりそう.実際に,知り合いのブログ(特にまき子さんは強力!)で美味しいお店は教えてもらえるわけだし,それで結構十分かも.
ところで,ここのキッチンはちょっと「かもめ食堂」に似ていると思う.