山吹色の酒(沢の鶴)

「やまけんの出張食い倒れ日記」によると竹鶴の石川杜氏が今一番注目している酒!だということで,「山吹色の酒」を買ってみた.紙パックの日本酒を買うのは生まれて初めての体験(笑)
確かにうっすら色づいており,今までの大手蔵らしからぬ練れた味.冷やでは,ほんの少しだけ気になる味がある(少量でも活性炭を使ったからか?活性炭を使うと,せっかくの旨味がエグ味になってしまうことがある気がしている)ものの,充分及第点だと思う.当然お燗しても美味しい.味はぶっちゃけて言えば竹鶴の番外編の濃度が薄くなった感じ.最近の大手蔵の酒としては,かなり出色の出来ではないか?もっと好みの酒が自由に入手できる酒屋があるので普段は買わないだろうけど,このレベルの酒が旅行先・出張先でも容易に入手できるのは嬉しい.

  • 沢の鶴 純米酒 山吹色の酒(麹米:65%,掛米:75%)(兵庫・沢の鶴株式会社)

こういう酒がコンビニにも普通に並ぶようになると,日本酒を取り巻く状況も変わると思うのだが….