駿河呑喰処 のっち(静岡市葵区)
実家から自宅にバスで帰ることにして,予約しておいたバスのチケットを受け取った後に「駿河呑喰処 のっち」で食事.日曜日は休みの店が多いので,あらかじめアットエスの地酒ライターおすすめ「静岡の地酒が呑める店」で調べておいたのだ.店内はボックス席だけでなく,かなり広いカウンターがあるので,ゆったり呑める.厨房は旦那,接客が奥さんと分担しているようだが,二人ともカウンターの客にいろいろと話しかけてくれて非常にフレンドリーな雰囲気である.
料理は,お通しのめかぶ海苔とスカモルツァの炙り,2種類のお味噌で食べる牛刺(麦味噌(甘め)と麹南蛮(辛め)),鰹の腹焼き,ちょこっと3種ソーセージ.いきなりお通しでチーズが出てきたのも好印象だが,めかぶ海苔,牛刺し,鰹の腹焼きも非常に美味しい.メニューを見ていて,この調子ではソーセージも特別か?…と思ったが,種類は普通だったものの,調理具合はなかなかだと思う.この日は品切れしていたようだが,魚類だけでなく,地元の肉類もいろいろ置いてあるようだ.
お酒は以下の通り.最初の3種類は「純米セット」の酒で,三つのお猪口に注いでくれ,他はシャンパン用のフルートグラスのようなグラスで出してくれる.置いてあるのは基本的に静岡の酒だが,傾向が違う県外酒として王祿と不動も用意している.メニューに肉類も多いので,ぜひお燗もできるようにして欲しいと思う.個人的には正雪の秋あがりと不動(以前に松の屋で呑んだことがあった)が気に入ったので,お燗も呑んでみたい.