コンベクションオーブンEO1900J(DeLonghi)

ついにデロンギコンベクションオーブンEO1900Jを購入してしまった.

DeLonghi コンベクションオーブン EO1900J

DeLonghi コンベクションオーブン EO1900J

ダッチオーブンも持っているのだが,キッチンで天火を使うのが少し面倒なのだ.ユニフレームの上火ヒーターも考えたのだが,そろそろオーブントースターも買い換えたいと思っていたことと,パリッと焼き上げるためにはダッチオーブンよりもコンベクションオーブンの方が向いているので,使い分けることにしたのだ.オーブンレンジを持っていても,このオーブンの方が美味しく焼けると併用する人も多いようである.
さっそく,ピザ,鶏のもも焼き,トーストを作ってみたが,何回か作ってオーブンの癖を覚えて焼き具合を調節する必要があるけど,結構上手く焼けそうである.特に単なるトーストが美味しくてびっくりしてしまった.
ただし,基本的に全手動で,ゼンマイ式のタイマーは単にいつかは電源が切れるというだけで設定時間はあてにならない(爆)私にとっては昨今の自動化されたメニューよりもこちらの方が理解しやすかったし,キッチンタイマーは二つもあるし,オーブンまかせにせずに焼け具合を見ていればいいだけだ.オーブンレンジは美味しく焼けないし,オーブントースターを少し大きくしたぐらいのコンパクトサイズだし,なによりピザストーンがついているのが嬉しい.
なお,デロンギには,EO1202J-W,EO1258J,EO1900Jという三種類のオーブンがあり,今回どれを買うか迷ったので,ここで違いをまとめてみることにする.

  • EO1202J-Wにはコンパクトオーブンでコンベクション(熱風対流)機能がない.このために,二段調理もできない.
  • EO1202J-Wにはスローベーク(下火だけで焼く)機能がない.
  • 庫内の高さがEO1202J-Wが13cm,EO1258Jが14cm,EO1900Jが15cm.
  • 内部の塗装がEO1258Jがテフロン加工,EO1900Jがデュラストーン加工(ホーローの一種らしい).
  • トレーはEO1202J-WとEO1258Jはオープンスライド式だが,EO1900Jは違う.
  • タイマーがEO1202J-Wはトースト用に作られていて最大7分で,オーブン時にはタイマーが使えない(逆にEO1258JとEO1900Jの目盛りは10分単位で,トーストなどの5分以下の設定が正確にできない).
  • 最高温度がEO1202J-WとEO1258Jが230℃,EO1900Jが240℃(室内容量の違いで差を付けたのかもしれないが,実際にはこれらはかなり高温になるようで,一般レシピの80%ぐらいの低い温度にした方がよいという話もあるので,あまり関係ないかも).
  • EO1202J-WとEO1258Jのピザストーンは30cm丸形(そのために本体後部にでっぱりあり),EO1900Jは26cm×23.7cm四角形.
  • 付属品が,EO1202J-Wはラック×1,トレイ(深さ2cm)×1,ピザストーン,EO1258Jがラック×2,トレイ×2(深さ2cm),オイルプレート,ピザストーン,EO1900Jがトレイ×2(深さ2cmと4cm,デュラストーン加工),オイルプレート(デュラストーン加工),ピザストーン,ミトン,クッキングハンドブック.

日本でデロンギの小型オーブンを有名にしたのは「赤いツマミの憎い奴」95FLだと思うが,大きな違いは1000W(上500W+下500W)から1400W(上800W+下600W)と火力が強くなったことと,イタリア製から中国製になったことぐらいだと思う.まあ,95FL時代よりもトーストはやりやすくなったぐらいで,あんまり進化してないってことだけど,実はオーブンはそういうもので良いのかもしれない.