鳥取の日置桜

砂丘屋のマスターに,鳥取では日置桜は比較的マイナーで,東京では見かけない瑞泉を飲んでいる人が多いという話を聞いていたが,今回の旅行で見かけた日置桜事情を簡単に書いておこう.
まず,鳥取駅構内の売店がなかなか充実していて,次のカップ酒(貝がら節の本醸造カップもあるが,酒呑みはやはりこちらであろう)を含め,数種類売っていた.なお,地下道を渡ってすぐにある鳥取大丸の地下の酒売り場にも数種類売っていた.鳥取駅に隣接する鳥取市ふるさと物産館の中にもいろいろ展示されていた(販売はないかも).しかし,スーパーでは諏訪泉は見かけたものの,日置桜はなかった.本格的に買いたければ,駅から少し離れているが,谷本酒店が充実していそうである(外から見ただけだが).

凄いのは,鳥取駅南口のローソンに青水緑山があったことである.

なお,鳥取空港売店では,鳥取の方言を使ったボトルも見かけた.中身は青水緑山らしい.

さらに,世界砂像フェスティバル記念ボトルもあり,これは玉栄60%精米らしい.これは一見お土産酒でありながら,当然非常にまっとうな味.

一日目に鳥取市内を散策した時に,日置桜や辨天娘を置いていそうなお店をチェックしていたのだが,ダンディ山根社長によると「置いてあってもたいていは冷酒で,まともな純米酒の燗酒を飲ませてくれる店は少ないんだよね…」ということなので,店を選ぶ時には注意した方がよいかもしれない.