居酒屋 酒甫手(さかぼて)(高松市鍛冶屋町)

会場近くのクレメントホテルの上階のバーで二次会をしていると,隣に座ったS藤教授が静岡に着任して以来日本酒にはまったらしく,四国の日本酒を呑みたがったので,電話で「居酒屋 酒甫手」を予約して私たち二人だけ移動(それにしても,我ながら事前調査は完璧かも(苦笑)).なお,店名の「酒甫手」とは昔の酒造株のことらしい.

店内には,カウンターの他に座敷もあり,ちゃんとかんすけと錫のチロリも用意されている.また,「松の屋」ほどではないが,少し昔のアニメグッズやもやしもんグッズが散らばっている.
料理は,お通しのみず菜と油揚げの煮物に,イカげその塩焼を注文した.メニューを見ると,四国の地域性を特に強調したものではないが,野菜などは地元産にこだわっているらしいし,何よりどちらも美味しかった.
お酒は,日本全国の日本酒がいろいろ用意されているが,特に四国のお酒を6種類選んで,半号・3種類の利き酒セット(本格的な一合の利き猪口で出てくる)として注文した.頼んだのは,安芸虎(高知),高柿木(徳島),お殿田(徳島),石槌(愛媛),悦凱陣(香川),川鶴 にごり酒(香川)である.
これで一人2,100円.事前に調査したときには,良い日本酒を出す店は,他には寿司屋や本格的な和食の店しか見つからなかったのだが,日本酒好きが高松市に出張する際には,ぜひこの店を候補に入れておくことをお勧めする.