〆切

伊香保温泉で関係者に聞いたところ,投稿先会議(国内・査読つき)は発表枠が22件なのにすでに60件以上登録されているとのこと.投稿件数が多いのに加えて,連続開催の研究会があると安心して招待講演を沢山企画して発表枠が減少したことも今年の倍率増加に影響しているらしく,その研究会の予定枠を含めてもオーバーしている状況だとか.こりゃ真面目に書かないと査読に通らないと,卒論の時からここぞ!という時に使用しているヤクのリポビタンDスーパー(無水カフェインが大量にぶちこまれて眠くなく,ハイになるが,切れると一気に疲労で死ぬ個人的禁止薬物)を服用してがんばる.しかし,提出する日の午前中に未だに最終的な分析プログラムを書いている状況って,研究者としてどうよorz(最初は「僕は研究者 電卓片手に」というつもりが,あまりに組み合わせ数が多すぎて不可能なことが判明)Eclipseを使って,Java言語でありながらインタープリタ言語のようにインタラクティブに小手先の変更を施し,午前中にすべての評価結果が揃う.しかし,小手先のテクニックを駆使しすぎた(プログラムをきれいに書いてオプションで実行しわけるのではなく,違う処理をコメントアウトを駆使して頻繁に入れ替えるのだ)ので,プログラムは見事なほどのスパゲッティ.次に予定している国際会議投稿時に自分で自分のコードが理解できるか?
…のわりには,こちらの最初の意図を遥かに超える理想的な結果でかなりびっくり.やはりシンプルなアルゴリズムは素晴らしい.
あと問題は文章で,昨年のように「細かい間違いやわかりにくい記述が多くて読む気にならない」(爆)という査読者が出ないようにしたいが…と思ったら,夏休み明けのI田氏が登場.「今日夕方呑みに行くためにがんばっているんですか?」という突っ込みにちょっと怒りが見えたが,彼女のアドバイスで提出前の30分ぐらいで二ダース以上の間違いや問題点を修正してアップロード.今年も通るといいなあ.
ちなみに,今回のお題は「GとかYとかMとかの有名会社や大規模研究プロジェクトのツールや内部データが使えない悲惨な環境にある孤立研究者でも,アイデアさえあれば面白いことができるよ」である.しかし,内容がちょっと逝っている(爆)ので,いわゆる正当派研究者には受けが悪いかもなあ….