宇ち多”(京成立石)

健康診断が終わったのが15:30過ぎ.この時間だとどこもランチタイムは終わっているので,「宇ち多”」に移動して遅い昼食…これが初宇ち入りだ(笑)到着したのは16:00過ぎで,開店直後の混雑も一段落したようで,店頭に並んでいる人はいない.どこから入ればいいか悩んでいたら店員が開けて招き入れてくれたが,室内はほとんど満員.その熱気と雰囲気が素晴らしく,他の似たようなレトロ酒場とは一味違うと感じさせてくれる.

料理は,タンナマ,煮込み,レバナマ,シロ素焼きわか焼きお酢,アブラタレよく焼き.禁酒中は「宇ち入り倶楽部」を毎日1時間見て予習し,ネットを検索して美味しそうなオプション指定を統計分析し,さらにそれがうまく言えるようにカンペ(Evernote)を作って練習していた成果がでたぁ!(笑)





タンナマはタンを茹でたものだが,レバナマは本当の生.タンナマは美味しいのは当然だが,レバナマはどうかな?と思っていたものの,すごく美味しい.かなりよいレバーを仕入れているようだ.煮込みはモツだけで作られたそうで,「二毛作」の煮込みと正反対なのだが,これもなかなか美味しい.シロは今まであまり美味しいものを食べたことがなかったのだが,これにはかなり感動した.アブラは,年齢的に脂っこいものが苦手になってきていることもあって,個人的には他ほど好きではなかったものの,「タレよく焼き」が人気な理由はわかった.個々の串が結構大きいので,この辺で食べるのは一旦ギブアップ.
お酒はキリンラガー(小)と梅割り.外が暑かったのと,禁酒開けにいきなり焼酎はきついかと思いビールからスタート.その後,梅割りに切り替えたが,宝焼酎に梅のシロップを垂らしただけのものでありながら,なかなかイケル.モツの個性が強いので,それと対照的なものが合うのだろう.以前別のお店で似たものを飲んだ時にあまり美味しくなかったこともあり,来る前はあまり美味しくないと思っていたのだが,「宇ち多”」の梅割りは味が違う.
いわゆる人気がある名店でも,実際に行ってみるとそれほどでもないことも多いが,この店は行くだけの価値がある.もちろん,もっと美味しい店はあるだろうけど,このコストパフォーマンスの良さと雰囲気はなかなかないであろう.
なお,ここは基本的におっさんの世界なので,女性が来ると周囲のお客がおせっかいを焼こうととして困ったことになるらしい.だから,ayayaとかN子さんのような素敵女子は自分の魅力を9割ぐらい封印して行った方がいいかもしれないね.