GALAPAGOS,Galaxy Tab,SONY Reader

某委員会は,以前からガジェットおたくが多かったものの,最近はスマートフォンが中心で,今回も新しい機種がお目見え.
そこでいろいろ話し合った結果が,次の記事にも指摘されているように,「Androidは,まだまだダメだねえ…」ということ.
Androidに改善してほしい8つのポイント(ギズモード・ジャパン)
例えば,次のような問題が話題になった.

  • とにかく電源が持たないorz
  • UIのレスポンスや操作感が悪いorz これは,ホーム画面を指で左右に動かした時の挙動の遅れなどでもすぐわかる.
  • 標準アプリの中で,メールとマップがダメダメorz

この結果,周囲でもせっかくAndroidスマートフォンを買っても,結局別の携帯やiPhoneを使っているという結末の人も多い.
ただ,シャープの3D液晶と,それに対応したカメラはなかなか面白いと評判だった.私はうまく立体視ができなかったが,それは眼に近視・乱視などのいろいろな問題を抱えているからかもしれないなあ.
その後,新宿のヨドバシカメラに行って,最新機種をいろいろ試してみた.
GALAPAGOSは,5.5型モバイルモデルを触ってみたが,かなりがんばってAndroidをチューニングしているような気がする.標準のホームアプリの操作感もなかなか快適.ただ,いじりすぎているようで,A4 PDFの可読性を確認しようとして,ブラウザからダウンロードしようとしたら表示できなかったorz Androidが良い点は,OSがどんどんアップグレードされて良くなることと,既存の多くのアプリを活用できることなのに,それを断ち切るようなことをするとは,さすが名前に負けない(苦笑)あと,店頭で買えないということが,現在の日本でどれくらい影響するかな.
SONY Readerを見たら,その薄さと軽さに驚いた.反面,Kindleのようなネットワークによる統合という要素をあえて国内で切り捨ててしまっている点が一般ユーザの敷居を高くするような気がする.あと,せっかく良いハードを作ったのに,ブックカバーやキャリングケースのデザインがかなりダサイ気がする…もうちょっと改善した方がよかったのでは?
最後に,小画面タブレットによるA4 PDFの視認性を確かめたくて,Galaxy Tabを見てみたのだが,7インチだと空白部分を除去した状態でも,フォントが汚くなりすぎて,英語の論文が快適に読めない…たぶん日本語は判読が困難だろう.高精細化で改善される見込みはあるが,これから研究系・技術系でタブレットを購入する予定の人は確認した方がよいだろう.あと,なかなかハードは良さそうだったが,UIの操作感に非常に違和感があった.Galaxy Sの方は画面が小さく,それほど感じないのだが,Galaxy Tabぐらいの大きさになると,指のストロークが長くなり,そのために感覚的なチューニングの不十分さが顕著に目立つのだと思う.多くのメーカーが,現行バージョンはタブレットには不向きとして見送った理由が実感できた.
それにしても,国内でも,いろいろなデバイスがでてきて,面白くなってきたね.