上方日本酒ワールド2011の屋台(大阪天満宮)

私が訪問した屋台や料理を紹介する.ただ龍や&醴泉は行かなかったらしい.

燗の美穂&辨天娘(鳥取・有限会社太田酒造場)

初参加の「ガールズ居酒屋」(「蔵朱」の大西氏が命名)である「燗の美穂」は,その名前の通りいつものスタッフ二人に加えて,母親,妹,Y田氏など素晴らしいメンバーを揃えていた.

酒蔵は「辨天娘」の太田義人・太田陽子親子とタッグを組んだ.見よ,美穂さんと陽子さんの素敵な笑顔を!

料理とお酒は以下の通り.丸ごと40分ぐらい煮込まれた玉ねぎは柔らかく絶品で,これを650食も用意したのだから苦労のほどが伺える.お酒も野外イベントでありながら,いつもと変わらない陽子さんの容赦ないアチチ燗は最高だ.後から聞いたら,4〜5合は入りそうなタンポでお燗していたそうである.

私は後半のことはよく覚えていないのだが,美穂さんによると「6回は確実に来た」らしいorz

  • まるごと新玉ねぎと鳥の煮込み

なお陽子さんが使っていた手造りっぽい携帯電話ケースがかわいかった.

なお,今年も黒木メイサ武井咲を足して二で割ったような長い黒髪の美少女の陽子さんのいとこが一升瓶を持って日本酒を注いでおり,彼女の前には男どもの長蛇の列があったことも記録しておく(笑)

市松&竹鶴(広島・竹鶴酒造株式会社)

竹鶴敏夫専務は,今年は「市松」に参加.イベント前は一旦断ったのにととか言って三味線を弾いていたものの,いざイベントが始まると獅子奮迅の活躍っぷりを見せていた.飲み方を聞いてくる客に,「竹鶴は燗です!」と断言していて,ほれぼれとした.

料理とお酒は以下の通り.焼き鳥盛り合わせはかなり遅くまで長蛇の列だった.
比内地鶏焼き鳥盛り合わせ

・小笹屋竹鶴 番外編 純米原酒18BY
なお,次は午後も遅くなりようやく余裕が出て来た時のカッコいい敏夫専務のショットだ!ただ,一見一升瓶をラッパ飲みしているようにも見えるのだが,たぶん違うと思う(爆・私は後半の記憶がほとんどないのだorz)

後から調べたら,「一松」は「焼鳥今井」のような感じがするので,ぜひ一度行ってみたい.

味酒かむなび&遊穂(石川・御祖酒造株式会社)


「かむなび」は今年は横路杜氏と藤田蔵元が来ていた.T野氏は藤田蔵元のいとこなのだが,「あいつ,誘ったけど来ないんだよね〜!でも,仕事をやっているとは思えない!!」とか酷評されていた(笑)

料理とお酒は以下の通り.クリーム煮は「かむなび」らしく豆がふんだんに使われていた.この屋台はお酒と料理の列を分けていなかったので頻繁に呑みにはいけなかったが,お燗でも呑んでみたかった.
・色んな漬物野菜とお豆さん達の贅沢クリーム煮

遊穂 山卸し純米生原酒おりがらみ22BY

船越酒店 渉&いづみ橋(神奈川・泉橋酒造株式会社)

光栄なことに橋場社長に顔を覚えてもらっていたようで,「酒を呑みにわざわざ大阪まで来る馬鹿ですみません」と挨拶した時に,「それでいいんですよ」と言ってくれた時の酒造業界の石田純一とまで言われる(どこで?(笑))素敵な笑顔っぷりはあいかわらずだ.

料理とお酒は以下の通り.カレー煮は日本風ともインド風とも違う独特のスパイスの使い方をしていて,面白い味だった.なお凱陣S田氏は「紀」を絶賛
・地鶏の味噌カレー煮(いづみ橋酒造の吟醸味噌使用)
・いづみ橋 山廃純米吟醸 紀(はじめ)

桜会神亀(埼玉・神亀酒造株式会社)


神亀の小川原良征専務も来ていたが,残念ながら私は覚えられてはいなかった.凱陣S田氏によると,イベントが始まる前には,横になって気を貯めていたそうだ.

料理とお酒は以下の通り.この店もかなり行列が凄かったので,最後にようやく食べることができたが,おこげは最高だった.
・揚げ鍋巴の豆乳フカヒレあんかけ

神亀ひこ孫 純米吟醸

15, 蔵朱&睡龍(奈良・株式会社久保本家酒造)
凱陣S田氏によると,久保順平蔵元が来ていたらしい.

料理とお酒は以下の通り.昨年と同じ白金豚ソーセージ炭火焼だったが,昨年はタスマニアの粒マスタードだったのに対して,今年の野菜のピューレも鮮烈.ソーセージを食べ終わった後も,これだけで酒の肴になる素晴らしい味であった.
・白金豚ソーセージ 新ジャガと春キャベツのピューレ添え

・睡龍 涼 純米酒20BY

酒や肴よしむら&風の森(奈良・油長酒造株式会社)

「よしむら」では,チェレステが一生懸命働いていた.

料理とお酒は以下の通り.風の森の雄町80の笊籬採りはこのイベントが初公開だったそうだ.
・煮穴子炙り、焼き野菜添え

・風の森 純米雄町80 笊籬(いかき)採りおりがらみ

魚とお酒ごとし&旭若松(徳島・那賀酒造有限会社)

私はたぶん「旭若松」の松浦章裕社長とは初対面だが,「いつも武蔵関の大塚屋で買わせて頂いています」と挨拶するとすぐ分かったようだ.さすが大塚屋だ.

料理とお酒は以下の通り.2種類の鯛みそが酒の肴として最高だったが,それをチマチマ舐めているといつまでたっても次の料理に行けないので,
・2種の鯛みそ(ふきのとう・ぐじ)と炭焼ネギ

・旭若松 純米火入れ2008

おがたまの木&開運(静岡・株式会社土井酒造場)


料理は以下の通り.鯨はちょっと生姜がかなり効いた昔風の味だった.
・クジラしょうが焼き

・開運 純米吟醸生原酒 伝

高麗橋吉兆&松の司(滋賀・松瀬酒造株式会社)

「吉兆」は関西人にとっても特別なのか,こういう機会に料理を食べておこうと毎年行列が並ぶ人気店だ.

・春若芋焼き 刻み焼穴子と花わさびおしたし添えて

・松の司 中取り 純米吟醸22BY

遊山&綿屋(宮城・金の井酒造株式会社)


料理と酒は以下の通り.
・綿屋さんの酒粕と天然醸造味噌で漬けた犬鳴豚の炭焼き
・綿屋 純米吟醸有機栽培雄町中取り生原酒20BY限定生産120本

佳酒真楽やまなか&会津娘(福島・高橋庄作酒造店)


料理は以下の通り.この豚汁は具が多く,かなりボリュームがあった.
・「こづゆ」仕立ての豚汁(こづゆ:会津地方の郷土料理です)
会津娘 純米21BY

粋肴旨酒さらら&杜の蔵(福岡・株式会社杜の蔵)


飲んだお酒は以下の通り.「アサリと春野菜のコロッケ」が美味しそうだったが,行列が長過ぎて断念orz
・独楽蔵 特別純米 無農薬山田錦六十

京都「日本酒バー」カルテット

昨年の「日本酒BARあさくら」,「地酒BAR膳」,「酒バーよらむ」に,今年は「たかはし」が加わった.ここは古酒・熟成酒オンリーで料理は無い.
以下の酒以外にもいろいろ飲んだはずだが,覚えていない…orz

  • 清酒 花垣 蔵内秘蔵酒 生もと純米 長期熟成酒 五百万石・山田錦(70%) K-7号 日本酒度+4.5 酸度2.9 アミノ酸度2.5 H10BY 蔵出日H18年6月27日(福井・有限会社南部酒造場)
  • 日置桜 時の匠 14BY(鳥取・有限会社山根酒造場)…たかはし
  • 鶴正宗 純米酒 1987年24年常温熟成