タイ炭火酒場 ラコタ(吉祥寺)

昼に竹鶴敏夫専務から貰ったにしき堂の「生もみじ」を持って「にほん酒や」に行き,みんなでお茶.仕込み中に邪魔した上に,いつももーからんことばかりするダメ客ですみません.
その後はインターネットカフェで「王様の仕立て屋サルト・フィニート〜」を何冊か読んでから,「にほん酒や」でCちゃんに教えてもらったタイ料理の「ラコタ」で夕食.

ここは「アムリタ食堂」の支店であり,カウンターとテーブル席がある明るい雰囲気の店だ.まだ6時頃だというのに満席になっていたから,人気もかなりあるのだと思う.
頼んだ料理は以下の通りでとにかく美味しい.なおタイ人の料理人は11時頃までだそうで,料理が目当ての場合はそれまでに行くべし.

  • 美桜鶏の炭火焼(ガイヤーン)二種類のソースが付くが,何も付けなくてももの凄く美味しい!

  • 青パパイヤのサラダ(ソムタム)味は三種類選べるが,確かバンコク味を選んだと思う.予想に違わず辛い(笑)

  • 牛モツの香味和え.これも美味しい.


お酒は以下の通り.

  • 生酛のどぶ 山田錦アキツホ(65%)(奈良・株式会社久保本家酒造)燗
  • 香取 純米自然酒90 生酛 自然米コシヒカリ(90%)(千葉・株式会社寺田本家)燗

そう,この店はタイ料理を純米燗酒で味わえる店なのだ!かなちゃんという「カイ燗」の常連の女性が日本酒を入れはじめたのだ.まだ日本酒は始めたばかりだそうなので,詳しくは彼女に聞いてみて欲しい.
お酒は次のようにいづみ橋の湯煎徳利で提供してくれる.お湯も毎回入れ替えてくれるので,熱々のお燗が呑めるのが嬉しい.

日本酒とタイ料理の相性だが,これは予想通り本当に素晴らしい.さすがに青パパイヤのサラダは水かビールが必要だが,呑みながら食べれるような料理であることもあり,非常に相性が良い.また,どぶと香取という個性が強い日本酒を選んだところもナイスセレクトである.まだまだ美味しそうな料理もあるので,ぜひまた再訪したい.
なお,私が知っている和食以外の料理と純米燗酒を合わせている例は,ホルモンがこうた(吉祥寺),イタリア料理が「井のなか」(錦糸町)や「六六魚」(静岡市清水区),中華料理が「大観楼」(高田馬場),「華音」(静岡市葵区)だったが,これで新たにタイ料理が加わった.後は韓国料理もすごく合いそうな気がするが,どこかにないかなあ?