ARCHOS GamePad(ARCHOS)

次の記事を見て以来,ずっとARCHOS GamePadが気になっていたのだが,eXpansysで14,441円(税金と送料を含めると17,241円)の月曜限定セールをしていたので,つい購入してしまった(爆)

実はゲームをしたいから…というわけではなく,時代に逆行したハードボタンが沢山ついているという点が気になったのである.もしかすると,仕事に使うかもしれないし(←使わないって!)
さて,到着しての感想は以下の通り.

  • 筐体のデザインは良い感じで,重量も300gと軽く,なかなかホールドしやすい.
  • インストールされていたのはAndroid 4.1.1.ただし,Galaxy Note IIに比べるとかなり設定が少ないのは,オリジナルに近い状態なのだと思う.日本語も最初からサポートされている.
  • 標準では日本語入力はOpenWnnだが,主に横向きで使うGamePadには適していない.そこで,OpenWnnフリック入力対応版を使っている.これだと,縦向きでフリック入力,横向きでソフトキーボード入力ができるようになる.
  • Google Playに標準対応している.さらに,Amazon Appsもインストールしておいた.
  • 残念なのは液晶で,発色がかなり眠い感じ.解像度が1024×600なので,縦方向が足りないことも多い.でも,値段を考えると仕方ないかな….
  • 標準添付のACアダプタはコンセントの金属部分だけを交換できる(アメリカ用,ヨーロッパ用,イギリス用の3つ付属している)ので,日本でもアメリカ用を使えば問題なく使うことができた.なお,通常よりも供給電流が多いようなので,他のACアダプタでは使えないこともあるらしい.手持ちのNTTドコモのACアダプタ 04は無事使えている.
  • 標準で,例えば,方向パッドとアナログスティックでカーソル操作が,Xキー・Yキーで決定,Aキー・Bキーでバック,SELECTボタンでロック解除とメニュー表示が,STARTボタンでホームに戻ることができる.ただし,動作が若干安定していない気がする.
  • ARCHOS Mapping Toolでアプリの操作をハードキーに割り当てることができる.画面の任意の場所にコントローラのオブジェクトをドラッグ&ドロップして,それにハードキーを押して割り当てるという簡単さである.これは凄い!ただし,まだコードが安定していないようで,おかしくなることあり.

なお,Androidに関してはよく分断化の問題が指摘されるが,GamePadもマイナーデバイスということもあるのか,以下のような理由で使えないアプリが結構ある.

  1. Adobe Flash Playerが動かない.例えば,Gyaoはこのためにすべての動画を見ることができない.
  2. Google Playでインストールできない.例えば,radikoは駄目だった.
  3. インストールできるが,正常に動作しない.例えば,Google日本語入力は落ちたり,動作がおかしかったりして,まともに使えない.

なかなか面白いので,しばらく自宅でつかってみようと思う.