日本酒専門店 だいどこ やまなか(大阪市浪速区敷津東)
さらに職場から再び会場に向かってポスター発表&懇親会.ただ30分遅れたので,すでに真剣に発表する雰囲気ではなく,楽しく歓談.
終了後は,昼あなぐまさんにお薦めされた「だいどこ やまなか」に.ここは有名な「山中酒の店」の直営店の一つで,料理人と着物姿のお燗番の二人で営業している,カンターだけの店だ.
なお,「なんば木津まち横町」は,難波駅からは何もない道を歩いて,大阪木津卸売市場の隣にある.しかし,店舗地図は外側から見えず,この店も店の前に立たないとわかりにくいので,結局二周回ってしまった.「愛酒でいと」を開催するZepp Namba側の一番北側の小路にあるので,外側からではなく中に入ってしっかり探した方がよいと思う.
食べた料理は以下の通り.料理は和食系が中心であり,値段は手頃だがなかなかレベルは高いと思う.
- お通し
- 皮はぎ 肝醤油で
- 鯛カマ塩焼き
- 干しいちじくバター 白板昆布巻き.昆布の塩気が絶妙.ただ,昆布を噛み切ろうとすると,柔らかいバターが先に壊れてしまうので,改良をお願いした.
呑んだお酒は以下の通り.冷酒・冷や(常温)・お燗(温度指定可能)など,どれでも好みに合わせて提供してくれる.お燗番の女性は日本酒になかなか詳しく,お酒の特徴などを聞くと即座に答えてくれるので,相談してみるとよいと思う.冷酒用のグラスは底が広く,口が狭い特殊な形状のものを使っているのが面白い.なお,予想したよりも燗酒のお客が多いので,少し割合を増やそうと思っているそうである.
- いづみ橋 生酛 黒蜻蛉 純米酒 無濾過 海老名産山田錦(麹米:60%,掛米:65%扁平精米) 日本酒度+11 酸度1.9 アルコール分16 平成24酒造年度(2012BY) 製造年月2013年10月(神奈川・泉橋酒造株式会社)燗
「なんば木津まち横町」はまだあまり宣伝されておらず,各駅からも少し離れたところにあるために,それほどお客が来ていないようだが,雰囲気,サービス,味共になかなか良い店だった.非常にお薦めである.