野人料理 愛治（松山市勝山町）

オーガナイズドセッションを終えた後に，T海先生達に大街道の方に呑みに行かないかと誘われたが，私はどうしても行きたい店があったので，セッションの立案者や座長達と会場から少し歩いたところにある「愛治」に．
「野人料理」という言葉に強烈に惹かれたのだが，店主に聞いたところ，「昔は猪も鹿も扱っていたんですが，注文してくれる人があまり多くなかったので，今は雉だけに絞ったんです．そういう点では，もう野人料理ではないんですけど…．」と遠慮がちに話してくれた．しかし，この雉料理は只者ではなかった！

食べた料理は以下の通り．どれも素晴らしく美味しい！

• 大人の肉じゃが

• きじタタキ．これがまさに絶品！雉肉は脂身が少ないけど，しっかりとした味がある赤身肉なので，あまり加熱しない方がよいようだ．

• 長芋のホクホクフライドポテト．これも一見普通に見えるけど，食べてみると「やられた…」という感じがする逸品だ．

• きじ肩肉・もも肉鉄板焼き

• おもちのめんたいこソースグラタン

• 旬のいさきムニエルポン酢

• きじタタキ．再びタタキを！我々がどれくらい気に入ったかがこれでわかるであろう．

• 愛治のおにぎり

• 名物きじそば．きじそば，きじ汁とも雉肉の出汁が絶品．その上にある油揚げのようなものは「松山あげ」で，これが出汁をよく吸い込んで相性良し！

• エキスたっぷりきじ汁

• ごはん

呑んだお酒は以下の通り．

• ザ・プレミアムモルツ（サントリー株式会社）

• 石鎚（愛媛・石鎚酒造株式会社）燗…これは今回一番旨い日本酒だった．詳しいスペックを聞いておくべきだった…．

これだけ喰って，さらに沢山呑んだのに，一人頭5000円に収まったと思う．松山に行った時には，ぜひ訪れてもらいたい店である．