江戸の食・現代の食(大久保洋子・NHK出版)

「カイ燗」の小倉さんに紹介してもらった本.

江戸時代のさまざまな食材や料理が紹介されていて,とても面白い.例えば,

  • 酒は関西から運ばれて来たのに,醤油は江戸周辺で造られれたものが使われたのはなぜか?
  • 最初の天ぷらはどんなものだったのか?
  • 吉良上野介浅野長矩をいじめた理由は何か?

などなど,知らないことも一杯である.
NHKカルチャーラジオの番組の教本なのだが,番組の方も聴きたかったな….
なお,「江戸の食空間――屋台から日本料理へ」という似たテーマの本も書いているので,どちらか気に入った方を買えばよいと思う.