立喰い 第三福ちゃん(渋谷)

最近恒例の立ち飲み探訪シリーズ.今回は魚がし 福ちゃんの第三号店に行って来た.店名によると,ここは立ち飲みではなく立ち喰いらしい(笑)魚がし 福ちゃんの隣にあり,調理場は共通だが,ここは制限時間が90分ではなく60分と短く,ホワイトボードに書かれたメニューに価格が表示されている.また,注文が一回限りという制限もないようである.
まず白子の天ぷらとほたて刺を頼む.ここは揚げ物はカウンターの上に置かれていて,それを暖めて出してくれる.量が多いと聞いていたが,白子の天ぷらは二個なのに皿の上に山のようになっている(笑)ほたて刺は,ほたてだけでなく,ひもの煮物もついてきてよい.さらに,天然ひらめ刺を頼むが,これもえんがわとともに山のように盛られている.残念ながら,ここの名物の「マグロメンチ」はまだカウンターに出てこなかった.
酒は,百万両のお燗(お銚子で出て来てコップで呑む)と,神の泉の純米酒の冷酒(枡で呑む).百万両は嘉永元年創業の百万両新泉(株)を1991年7月にメルシャンが合併したらしく,一応全国新酒鑑評会に入賞したこともあるらしい.神の泉はどこなんだろう?どちらにしても,日本酒はイマイチかな….

  • 百万両(千葉・メルシャン株式会社)
  • 神の泉 純米酒(不明)

一人ではこの辺が限界で,40分ぐらいで会計してもらい,これで2,930円だった.ここの料理は安くはないが,量が2〜3倍という感じで,質はさすがに一流店に劣るものの,価格を考えたら非常に良いと思う.とりあえず短時間で魚をガッツリ安く喰いたい時にはいいのではないか.なおO田氏が,第一号店で酒を除き一人2万円を超えた!と言っていたが,とても信じられない.というのは,一番高い毛蟹で1,600円くらいだったので,それを一人で一ダースは食べている計算になるからだ.まあ,とんでもなく高い時価メニューを大量に連発したのかもしれないが,O田氏恐るべし…こういう奴と呑みに行くのは非常に危険だ(苦笑)