和酒とお料理 砂丘屋(都立家政)

タンメンを食べた後に,「砂丘屋」に.なお,奥さんの手術は無事終わって,今は病院のベッドの上で酒が呑みたいと言っているらしく(笑),残りが少なくなった「山笑ふ」を奥さんのために取っておく菊池氏も微笑ましい.
料理は,お通しの三品盛(きざみうなぎ入りおから,ドライトマトとフライドオニオン入りサラダ,きびなご),おつまみ五点盛(小鯵のオイル漬け,レバーの醤油づけ,カボチャとクリームチーズのサラダ・へしこ,つぶ貝の醤油煮,すずきの刺身),真がれいのグリル・ガーリックオリーブソース.真がれいのグリルはすだちの酸味が効いた夏らしい爽やかな味.

お酒は以下の通り.自家製サングリアは以前から一度呑んでみたかったのだが,なかなか面白い.なお,使用するお酒は毎回変えているらしい.

  • 自家製サングリア 純米酒仕込み(扶桑鶴のにごりと香取の生酒)
  • 玉川 自然仕込 生酛純米酒 コウノトリラベル 五百万石(77%) 蔵付酵母 製造年月2009年7月(京都・木下酒造有限会社)燗
  • 辨天娘 純米酒 7番娘 五百万石(65%) 日本酒度+8 H19BY 製造年月21年5月(鳥取・有限会社太田酒造場)燗
  • 日置桜 山笑ふ 其の参 5BY玉栄(60%)純米酒(9号酵母)30%・17BY雄町(55%)純米酒(9号酵母)30%・17BY強力(55%)純米酒(7号酵母)40% 製造年月2008年8月(鳥取・有限会社山根酒造場)燗

なお,菊池氏はまだまだ熟成不足の玉川の生酛があまり気に入らなかったらしいが,酒蔵もしっかりした酒を作っても,飲み頃に味わってもらわなかったら片手落ちだろう.本当の飲み頃の時期まで遅らせるのは難しいにしても,せめて秋まで待って出荷した方が良いのではないかなあ.これでは逆効果な気がする.