上方日本酒ワールド(大阪天満宮)

昨日のびしょ鍋の会の後は朝までオールかと思った(←こういうことを言っているから,周囲からそろそろいい加減にしたら?と説教されてしまう(爆))のに,意外と早く終わったので翌日に備えて神田の漫画喫茶で「のだめカンタービレ」を読んでから仮眠,早朝に大阪に向けて出発.ちなみに,東京駅周辺の漫画喫茶は早く閉まって泊れないので注意すべし(サウナはある).
大阪駅について,すぐ地下鉄に乗り換えると,改札でなんと竹鶴酒造の竹鶴敏夫専務に出会う!事前に桑原酒場の大畑専務と一緒にいるという情報を掴んではいたが,二時頃まで一緒に呑んでいて,敏夫専務だけ京都に午前中仕事に行く必要があるとのこと.午後に再会する約束をして,無事大阪天満宮に約10分前に到着.この時点ではまだ人も少なく,受付もスムースだったが,この後に推定2,000〜3,000人(前売りだけでさかずきん特製グラス前売り1,000枚+追加1,000枚完売したらしい)来ることになるとは!

さて,当日のポスターはさかずきん姉作の以下のように素晴らしいものだった.特に今回は大阪だけでなく,京都から「あさくら」,「膳」,「よらむ」の日本酒バートリオも古酒をたんまりと携えて参加していた.

特製グラス(さかずきんバージョン)は以下のように可愛いもの.

このイベントが素晴らしいと思ったのは,以下のような点だ.

  • 大阪+関西という広い範囲の店が互いに協力してイベントを盛り上げている.関東では非常に多くの日本酒イベントがあるのだが,基本的に飲食店単独とか,特定の酒販店関係に限定しており,これほど多くのお店が協力する日本酒イベントはないと思う.しかも,今回は京都からも参加するという素晴らしさ.
  • お客のマナーが良い.酔っぱらって暴れているとか,呑みすぎて吐いているというシーンは見かけなかった.
  • お酒の場で知り合った人と,すぐ仲良くなれる傾向は,特に関西では顕著だと思う.「酒は楽しんで呑むもの」というポリシーが明確なのかもしれない.

この日は,残念ながら久保本家の加藤杜氏は来ていなかったが,事前にわかっていた桑原酒場の大畑専務,太田酒造の太田陽子さん♡,そしてなぜか大畑専務の傍にいつもいる(←誤解を招きそうだな…(笑))竹鶴酒造の竹鶴敏夫専務と会うことができただけでなく,御祖酒造の横道俊昭杜氏(近くに住んでいるらしい)にも会い,木下酒造のフィリップ・ハーパー杜氏(翌週「べっしゃん」でも会う予定)を紹介して頂いた.
また「チルコロ」に,「いっせい」の山口氏が手伝いに来ており,三月に一回しか訪問していないというのに顔を覚えていて声を掛けて頂いた.
でじゃさんとも無事合流でき,「松の屋」で知り合ったが現在大阪在住のY田夫妻にも懇意にしていただき,その友人達と共に非常に楽しい一日を過ごすことができた.こういう素敵なイベントを企画・運営してくれた「日本酒卍固め」の皆様と,出会うことができた人達に感謝したい.