泉橋酒造の新酒到着

朝,昨年泉橋酒造に稲刈りに行ったのだが,その時の酒米で仕込んだ新酒(四合瓶2本)と酒粕が到着した.3月3日のひなまつりの日に上槽したらしい.

  • いづみ橋 純米吟醸 晴瑠野(ハレルヤ) 槽場直詰め中取り 無濾過生原酒 自社田産雄町米(麹米:50%,掛米:65%) 日本酒度+11 酸度2.0 アルコール度数18.2 平成22酒造年度 製造年月2011年3月3日(神奈川・泉橋酒造株式会社)

同封されていた手紙に書いてあった新酒の飲み方は以下の通りである.

いつものお願いですが,飲む前によく空気とふれる様にしてください.まず開栓前にビンをよく振る!そして口のひろい器で.中に溶け込んでいる炭酸ガスを追い出した方がおいしいです.

新酒に含まれている炭酸ガスのために肝心の味がよくわからないことがあるのを,私もすごく不満に思っていたのだが,やはり同じように思っていた人はいるようだ.指示通り開栓前によく振り,さらに片口に移してから,冷ややお燗で飲んでみようと思う.
しかし,ここまで気を配ってくれるお店はなかなか少ない.冷蔵庫から一升瓶を出して注ぐだけではなく,真の味わいを引き出す配慮をする店がもっと増えて欲しい.
なお,さらにいづみ橋の酒粕を使った甘酒の作り方も入っていたが,溶かした酒粕を一旦ザルでこしてなめらかにするのがポイントだそうだ.