日本のお酒あれこれ うのすけ(四谷三丁目)
次は,四谷三丁目駅まで移動して,でじゃさんの一押しの「うのすけ」に.この店は,日本で作ったありとあらゆるお酒が置いてあるバーである.
なお,ビルの二階なので初めての人はわかりにくいかもしれないが,大通りから入ってすぐのところに次のような杉大門通り商店街の地図があるので,それで場所を確認しておくとよいと思う.
カウンターに座ると,さっそく店主の新井氏に「何行こう!」という気っ風が良い台詞から始まる.
食べた料理は以下の通り.でじゃさんが昨日の四軒+やぐやのチキン南蛮定食(これが特に量が多いのだ!)でもう喰えない…と言っているので,軽めの料理だけにしたのだが,非常に良かった.
- 浮気盛(3品).京都大徳寺門前松田老舗の一休昆布,自家製ちりめんさんしょ,日暮里中野屋冬だけのあさりのつくだ煮.このような酒の肴も,ものすごいこだわって全国から集めているそうで,どれも非常によい感じである.特に一休昆布は,今度京都に行ったらぜひ買おうと思う.
- チーズ盛り合わせ.国産チーズと種入り干しぶどう.
呑んだお酒は以下の通り.とりあえずセレクトは「華やかなお酒だけは少し苦手です」という条件だけつけて後はお任せしたら,「うちにはそういうのはないよ」という素敵な返答.またアル添系には苦手なお酒が多いのだが,これらは大丈夫だった.酒の温度帯も,冷やは低すぎず,燗もなかなかよい感じだった.
- 米川 本醸造 上撰(65%) アルコール分15 製造年月2012年5月(長野・高澤酒造株式会社)燗
なお,この店は食器や酒器も素晴らしい.例えば,冷やのお酒は以下のような素敵なガラスの徳利で出てくる.
この片口は素晴らしいなあ…と思っていたら,実はソースボールらしい.
店主やお客とさまざまな話をしたが,料理やお酒,物に凄くこだわっているようで,店内に置いてある品々がどれも素敵な物ばかりだった.その中で唯一可愛い例外が,チェブラーシカの人形で,今日の目玉は喋るチェブラーシカだった(笑)
凄いこだわりと楽しい雰囲気が両立した素敵な店だった.今回はほとんど料理を食べなかったので,ぜひ再訪したいと思う.