嚆矢(駒場東大前)

次は,駒場東大前駅から東大と反対側に歩いたところにある「嚆矢(こうし)」に.この店の店頭に日本酒のラベルが沢山貼ってあることから推測できるように,ここは「麺酒論」なのだ.

店長は,以前は義兄がまだ日本に住んでいた時に好きだった経堂の「はるばる亭」で働いていたそうだが,あの店も日本酒を飲んで,最後に麺で〆るという素敵な店だった.ちなみに,店長は金髪で体格が立派で寡黙なので,最初はビビるかもしれない(爆)
料理は以下の通り.

  • おつまみ盛り合わせ.ちゃあしゅう,ねぎとり,めんま,なんこつなど.煮豚ではなくちゃんとしたチャーシューなので,酒のつまみにぴったり.これはお薦め.

  • 白菜の古漬け.メニューに裏メニューがあると書かれていると聞いてみたら,づけや漬物が用意されているようだ.最初はチーズのづけを頼んだら,浸かり具合がいま一つだと言われたので,白菜にしてみた.

  • 香麺.これは同じ汁なし麺.食べ方は絵で書かれている.「はるばる亭」以外でも同様な麺を食べたことがあるが,どれも美味しいと思ったことがなかったので,香麺がもっと近くで食べれるようになったのは嬉しい.



お酒は以下の通り.酒メニューはないので,自分の好みを伝えると,店主が選んでくれる.「はるばる亭」は変な先入観を持たれることを嫌って日本酒の銘柄を教えてくれなかったが,この店は教えてくれる点が少し違う.なおお燗をお願いしたら,麺を茹でるお湯の中にちろりを入れて暖めるのが豪快だ!

  • 庭のうぐいす(福岡・合名会社山口酒造場)燗
  • 鳳金峰(福島・仁井田本家仁井田本家)燗
  • 菊秀 樽酒(長野・橘倉酒造株式会社)燗

これで3,900円.次はわんたんめんも食べてみたいが,やっぱり昔から好きな香麺にしちゃうかもなあ.肉食系発酵美少女のゆうゆなら,この店は気に入るかもね.