トラウティンスピン・インターボロンX ベイトキャスティングモデル(Smith)

師匠から,いろいろ聞いたので,少し書いておくことにする.

http://www.smith.co.jp/product/trout/interboronxc/

TRBX-C57は,Dコンタクトの使用を前提に作った少しとんがったロッドで,まさに「Dコンタクトスペシャル(略してDスペ)」とのこと.以前に出した管理釣り場用ベイトロッドのキャストマスターは,管理釣り場用の超軽量ルアーを強く意識したために,逆に渓流ではスローで腰がなく攻めにくいことも多かったし,重いDコンタクトの操作にも問題があったそうだが,これでは,その不満を解消したらしく,自分の要望が80%も入ったかなり会心の出来とのこと.実際に使ってみると,ダウンストリームにキャストしてヒットした場合にもしっかりファイトできそうだし,ピッチングで対岸に送り込みやすい感じである.リールシートも,ようやくブランクタッチにしてくれた(キャストマスターの製品版ではブランクタッチは見送られてしまった)そうで,かつノンスリップ加工の感触も良かった…ただし,木目調を意識した色はイマイチ(笑)なお,ソフトケースはロッド保護を考えて,スポンジ入りのかなりコストを掛けた作りだった.

これに対して,TRBX-C64は汎用におとなしく作ったとのこと.

TRBX-C74は,利根川の戻り鱒(利根鱒)を意識した「利根川スペシャル(略して,利根スペ)」だそうであり,中級河川の大型鱒やサツキマスにいいらしい.実は,BUNSUILAYのベイトロッドを買った時にも,師匠と一緒に8フィートより短いロッドが欲しいと言っていたのだが,これでようやく実現した.今年の利根鱒シーズンには,できればこれを入手して攻めてみたい.他に,芦ノ湖にも使えそう.

TRBX-C84の場合には,以前に作ったBUNSUILAY BSL-C80M/C86Mもより低価格なわりには出来が良いので,購入時には比較検討するのがよいとのこと.

TRBX-C93は,9'3"もあるだけあって,かなり重く(161g),適したフィールドは限られるだろうとのことだった.