二升ガールズ第14回集会 タケツルトシオ北斗の会?〜何かと誤解されがちな竹鶴敏夫専務をもっと知ろうの会〜(松の屋・新宿二丁目)

二升ガールズ第14回集会は,竹鶴敏夫専務を迎えての酒の会.最初は「トシオ専務とさようなら竹鶴山田錦を飲む会」だったそうだが,大塚屋の京子さんの暗躍により名前が変わったそうである(笑)今回は女性参加者が多く,半分が女性だったようだ.後からわかったが,まさかO田助教まで来ていたとは…世界は狭い!

敏夫専務は今回は話が脱線しまくっていた気が…(笑)

この日のお酒は以下の通り.竹鶴酒造は今まで広島県産・福岡県産,兵庫県産の3種類の山田錦を使い分けて来た.広島県山田錦はあまり品質が良くないので,早めに使用を止めた(番外編のような形で残っていた)らしいが,ついに福岡県産と兵庫県産も使うのを止めてしまうことになるそうだ.基本的に地元産の酒米を使いたいということと,山田錦は酒蔵ごとの差が出にくいのが理由らしい.しかし,今回オプション設定されていた大塚屋の京子さん一押しの純米大吟醸のように,味わいを引き出すことに専念した場合の味乗りの良さは特筆ものだと思うので,確かにもったいないことである.今回は,なくなってしまう山田錦だけでなく,八反(八反35号),八反錦,改良雄町の三種類が用意されていた.酵母は6号,7号,無添加の三種類だが,6号は少々特異な変種で「6号?(はてな)」と呼ばれているらしい.無添加の場合には7号酵母が支配的だそうである.
今回は生酛純米の割水版があったが,敏夫専務は「ブラックマンバ」(「蕎麦きり さいとう」命名らしい)とは呼ばないで!と何度も連呼していた(笑)敏夫専務的には「黒ラベル」と言っていたようだ.なお,このラベルのデザインは平家納経を参考にしたそうである.
私と同じテーブルの女性に評判が良かったのは,生酛純米吟醸と秘傳だった.私は比較的個性的なお酒が好きなのだが,確かに秘傳の旨さを再確認することにもなった.

  1. 小笹屋竹鶴 無濾過 生酛純米吟醸原酒 山田錦(50%) 無添加 2007(平成19)酒造年度  製造年月20年4月(広島・竹鶴酒造株式会社)
  2. 小笹屋竹鶴 番外編 純米原酒 広島産山田錦(60%) 2001(平成13)酒造年度 製造年月20年4月(広島・竹鶴酒造株式会社)
  3. 竹鶴 熟成 純米原酒 広島産八反(60%) 2000(平成12)酒造年度 製造年月19年4月(広島・竹鶴酒造株式会社)
  4. 竹鶴 純米酒 秘傳 八反錦(65%) 協会601号 製造年月21年9月(広島・竹鶴酒造株式会社)
  5. 清酒竹鶴 酸味一体 雄町純米 広島県産雄町(65%) 製造年月20年12月(広島・竹鶴酒造株式会社)
  6. 清酒竹鶴 生酛純米 広島産雄町(70%) 2006(平成18)酒造年度 無添加 製造年月21年10月(広島・竹鶴酒造株式会社)
  7. 小笹屋竹鶴 無濾過 純米大吟醸原酒 兵庫県山田錦(40%) 協会7号 2006(平成18)酒造年度 製造年月19年3月(広島・竹鶴酒造株式会社)

料理は,寄せ豆腐,玉子焼き,お大根炊いたの,焼鳥,葱?炒め,鍋.大根の煮方は絶妙.鍋は味噌味だが,エスニック風で素晴らしかった.






さて,今日松の屋デビューしたのは,前回の「着物でゴー@阿佐ヶ谷・吉祥寺」で初参加してくれたMさんで,今回も素敵な着物姿.

初参加で知らなかった人も多いので,大塚屋の京子さんに紹介したら,「彼女が…さん(=私)がナンパした人?」と本人の目の前で言う始末(爆・彼女は知人の知人で,別にナンパしてません…こういうところが京子さんだ(苦笑)).なお,着物の好みも千差万別で,ayayaが大正ロマン系,Y内氏が銀座ママ系だとしたら,Mさんは可憐な京娘系か.
会終了後は,敏夫専務を拉致して恒例のヤングマンに.翌日も酒の会がある敏夫専務が逃げた後も,カラオケワールドで朝まで騒ぐが,相当の人達が翌日も壊れていたようだ(笑)今日の教訓:ayayaは酔えば酔うほど色っぽくなるが,同時に危なくなる(爆)