松の屋(新宿二丁目)

るみちゃんから明日の発酵リンクの話を聞きながら,気になっていた竹鶴の生もとを呑む.19号は確かに酸味と甘味のバランスがよいが,燗にするとかすかな苦味がある.35号はかなり酸味が強く,冷やでは少しきついが,燗にすると少しバランスがよくなり,燗冷ましも良さそう.どちらも,本当はもっと熟成させるとよさそう.るみちゃんが,「この生もとは,もっと安くないといけない」と強調していたが,蔵側の事情も理解できるものの,このような良いお酒が適度な値段で普通に手に入るようになるべきだろう.

  • 小笹屋竹鶴 生もと純米原酒 仕込第19号 酵母無添加 雄町(65%) 2005(平成17)醸造年度 製造年月平成19年10月(広島・竹鶴酒造株式会社)冷や・燗
  • 小笹屋竹鶴 生もと純米原酒 仕込第35号 酵母無添加 雄町(65%) 2005(平成17)醸造年度 製造年月平成19年10月(広島・竹鶴酒造株式会社)冷や・燗
  • 日置桜 純米 生もと強力 強力(65%) 協会7号 平成16BY 詰口年月2007年4月(鳥取・有限会社山根酒造場)燗