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ピューと吹く!ジャガー THE MOVIE(渋谷・アミューズCQN)

代わりにみたのがこの映画.なんと満員!しかもフロアに沢山ある展示品の前で記念撮影する人達の多いこと…この原作をみんな知っているのだろうか?(私はリアルタイムで読んでいたが). ストーリー,脚本,演出はかなり微妙…まあ原作がその微妙さを売りにす…

グミ・チョコレート・パイン(テアトル新宿)

「グミ・チョコレート・パイン」という題名の意味を知らなかったのだが,要するにじゃんけんでグーなら2歩(グミ),チョキなら6歩(チョコレート),パーなら3歩(パイン)ということらしい.私の地元では,「グリコ・チョコレート・パイナップル」だったの…

銀色のシーズン(吉祥寺東宝)

何か映画を見たかったので,会社からの帰宅途中でオールナイトのこの映画に.これは「雪猿」とも呼ばれる完全なスキー映画で,スキー馬鹿三人組がモーグル+フリースタイル+バックカントリーという組み合わせでバラエティに飛んでいて,雪上パラグライダー…

こま撮りえいが こまねこ(Yahoo!動画)

「こま撮りえいが こまねこ」がYahoo!動画で無料で視聴できるので,子供と一緒に見てみてはどうだろうか? なお,MacBook + VMware Fusion + Windows XPでストリーム配信閲覧環境が整ったので年末・年始にいろいろ見ていたが,Gyaoの「恋する神父」が結構面…

カンナさん大成功です!(新宿バルト9)

ただ新宿に買いに行くのも馬鹿らしいので,ついでに今年初となる映画を見てきた. これは「白鳥麗子でございます!」の鈴木由実子の同名の整形美人が主人公のマンガを原作にした韓国映画.ただし,韓題は「美女はつらいの」的な意味で,英題は「200 Pounds B…

ミッドナイトイーグル(MOVIX清水)

何か映画を見たかったのだが,見たい映画(たとえば,「カンナさん大成功です」の字幕版とか)が近くでやっていなかったので,Web上の映画評を調べて,この映画を見に行ってみる.これは邦画史上最大スケールの本格山岳サスペンスらしいが,あまりそんな感じ…

やじきた道中 てれすこ(渋谷シネパレス)

「オリヲン座からの招待状」を見そこねてしまった…宮沢りえの演技を見たかったが,レビューを見ていると役者はいいが,映画としてはイマイチ的なことが書かれているので,早めに打ち切られたか?というわけで,とりあえず何か映画を見たかったので,この映画…

転々(アミューズCQN・渋谷)

「時効警察」の三木聡監督の新作で,吉祥寺も舞台になっている.今までも「亀は意外に速く泳ぐ」や「図鑑に載ってない虫」のようなコネタ満載の脱力系の世界とは違い,どちらかといえば散歩のようにゆっくり人生を生きる様子が描かれている…が,その終わりは…

ALWAYS 続・三丁目の夕日(吉祥寺東急)

会社からの帰りにオールナイト映画を見る.原作のように,映画もほのぼのとした物語なのだが,予告編で気になっていた茶川竜之介(吉岡秀隆)と石崎ヒロミ(小雪)のエピソードは泣かせる.二人ともさすがである. なお,今回は前回よりもっとCGが自然になり…

象の背中(吉祥寺セントラル)

「死ぬまで生きたい」という宣伝文句が印象的で,役所広司と今井美樹が夫婦役ということで,オールナイトを見に行ってみた.役所広司の演技が素晴らしいのは言うまでもないが,今井美樹も予想通りしっとりした妻役で非常に良く,子供二人との穏やかな生活を…

クワイエットルームにようこそ(渋谷・シネマライズ)

女子だけの閉鎖病棟の中の世界を描いた映画.監督が松尾スズキということで,「恋の門」のようなアバンギャルドな映画だと思って甘く見ていたのだが,以前とまったく異なり非常にまともな映画.「カッコーの巣の上で」が頭の中にあったようだが,あれとはテ…

ヘアスプレー(渋谷シネパレス)

「ヘアスプレー」は,1987年製作のカルトムービー版を2002年にブロードウェイでミュージカル化し,それを再びハリウッドで映画化したもの.以前に日本でミュージカルを上演したときに松の屋のるみちゃんが行ってきて,そのパンフレットを見せてもらって気に…

エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜(吉祥寺プラザ)

とりあえずある機能の実装とテストを終えて一区切りついたので,少し早目に会社を出て映画を見る.もちろん,私のiTuneにはエディット・ピアフの曲が登録されているのは言うまでもない.なお,本当は評判が良い「包帯クラブ」も見たいのだけど,出遅れてしま…

自虐の詩(日本教育会館一ツ橋ホール)

また試写会が当たったので行ってきた.この映画の原作は,業田良家が1985年〜1990年に週間宝石に連載していた四コマ漫画.連載当時には,とにかくすぐちゃぶ台返しをするイメージしかなかったので純粋なコメディと思っていたのだが,今は「日本一泣ける四コ…

クローズド・ノート(吉祥寺東映)

時間を隔てた不思議な三角関係を描いた映画.沢尻エリカが(たぶん素の本人とは正反対の(笑))恋するかわいい女性を見事に演じているし,竹内結子の先生役も暖かな感じがする.特に二人がナレーションをする場面が多いのだが,その深みがある声質とイント…

サッド ヴァケイション(新宿武蔵野館)

昭和の香りや少し芸術作品っぽい感じがする作品.男性と女性を対比させて描いているが,最終的には母性の強さ,したたかさというものを石田えりと他の女優達に表現してもらいたかった気がする.ただし,この映画を深く理解するためには,青山真治監督のデビ…

めがね(京都MOVIX)

映画を見ながら一旦休憩.「かもめ食堂」の役者やスタッフで作られた映画.「かもめ食堂」よりさらにストーリー性はあまりないが,とにかく音楽と映像共にまったり度が高く,つい寝てしまうことも(爆)メルシー体操や大貫妙子のエンディングテーマは最高で…

SUKIYAKI WESTERN ジャンゴ(バウスシアター・吉祥寺)

隣で上映しているエヴァンゲリオンの客の多さにびっくりしながら,この映画を見る.これはマカロニウェスタンを元にしたもので,日本人俳優なのに台詞は英語で日本語字幕入り(なお,さらに日本語吹き替え版も存在するらしい),エンディングの曲は北島三郎…

HERO(吉祥寺東宝)

HEROが戻ってきた!2006年7月3日に放映されたスペシャル版では,舞台は東京地検城西支部ではなく山口地検虹ヶ浦支部で,はっきり言ってあまり面白くなかった.というのは,HEROの良さは久利生公平自身だけでなく,一見反目していたり,喧嘩しているようでも…

夕凪の街 桜の国(シアターN渋谷)

広島を舞台にした,被爆者三代を描いた漫画の映画化.あまり原爆ということを前面に出さずに淡々と生活を描くが,そのかわり時々出てくる言葉や場面が重みを持っている. 平野皆実役の麻生久美子は,初期のはかなげな雰囲気が「時効警察」を機会になくなって…

天然コケッコー(新宿武蔵野館)

原作はくらもちふさこ,脚本は「ジョゼと虎と魚たち」の渡辺あやで,一貫したストーリーがあるタイプの作品でないが,キラキラして切ない子供のころを繊細にうまく描いていると思う.美術,撮影,音楽も非常に素晴らしく,この映画で描き出された世界(田舎…

This is BOSSA NOVA(Q-AXシネマ)

初日ということで,カルロス・リラが来日し,その演奏が二曲ほどあり(サイレントギターを使っていたのにびっくりした),ブリジット・バルドーがボサノバのレコーディングをするためにブラジルに来た時のエピソードや,最初に来日した時に「あなたは美しい…

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(吉祥寺バウスシアター)

映画の日なので,帰りに映画を見るが,ハリー・ポッターは,(いい意味で)やはりハリー・ポッターだった. …だけでは寂しいので付け加えると,今回の悪役(?)ドローレス・アンブリッジ役のイメルダ・ストーントンの演技は素晴らしかった…本国では有名な実…

レミーのおいしいレストラン(吉祥寺プラザ)

日曜日に会社での作業が長引いて見逃してしまったので,会社を早目に退社して見に行ってきた. 原題は"Ratatouille"で,料理のラタトゥーユと"rat-a-too-ee"という意味を掛けている.レミーの毛皮や鼻の質感や視点の移動は技術的に見事だが,シーンもストー…

アヒルと鴨のコインロッカー(恵比寿ガーデンシネマ)

この物語は,ボブ・ディランの「風に吹かれて」がきっかけになって始まり,同じ曲で終わる.最初はその内容がよく理解できず,単なる破天荒な話だと思わせるが,螺旋のように同じエピソードがより詳しく別の視点から語られなおすことによって,映画中にちり…

ことのは(集英社文庫)

集英社文庫のナツイチ(夏の一冊)のホームページで公開されている1分37秒の超短編映画.主演は蒼井優で,フィアット500が非常にかわいらしく,特に途中の踊るシーンはファンでなくても必見. http://bunko.shueisha.co.jp/natsuichi/movie/

図鑑に載っていない虫(テアトル新宿)

脚本・監督の三木聡に,伊勢谷友介,松尾スズキ,菊池凛子という凄い組みあわせ.ストーリーで見せるというより,ネタで攻めるという感じで,とにかく面白いネタの連発.常連の岩松了は鯉のぼり製アロハを着こなすヤクザで,ふせえりは舎弟のチンピラ役.水…

キサラギ(新宿武蔵野館)

そのまま帰るには微妙に早い時間.いつもなら真っ直ぐに松の屋やいちべえに寄るところだが,健康診断を控えているので酒は飲めない.そこで,東急ハンズで「ある物」を買おうと思うが,残念ながら到着した時にちょうど閉店.そこで,四度目の正直ということ…

サイドカーに犬(アミューズCQN)

竹内結子という女優には,「いま、会いにゆきます。」のようなおとなしい清純派も悪くはないけど,「ランチの女王」のように自然体だけど若干不良っぽいところがある役にもっと魅力を感じていた.その点では,この役はまさに適役であり,主人公の近藤薫の20…

舞妓Haaaan!!!(吉祥寺東宝)

一回でいいからお茶屋で舞妓を呼んでみたいと思っていた京都の大学生は私だけであるまい.そういう「夢」(笑)を実現する映画.宮藤官九朗脚本,阿部サダヲ主演,「ぼくの魔法使い」の水田伸生監督ということで,いきなり飛ばしまくる…が,前半が面白く緻密…